2020J2リーグ第6節 ヴェルディ戦観戦記(フクアリ)

”ホーム”フクアリで3連敗。
ちょっと厳しい結果になりました。
今日も勝手に始めます!

2020J2リーグ第6節
フクダ電子アリーナ 7/18 19:00kickoff


ジェフユナイテッド千葉 1 – 2 東京ヴェルディ
(前半 0 – 1)
(後半 1 – 1)


得点

34分 端戸 仁
73分 山下 敬大②
78分 端戸 仁


警告・退場

67分 高橋 祥平 警告
90+2分 見木 友哉 警告①


スターティングメンバー

GK 新井 章太
DF 下平 匠(85分 → 安田 理大)
DF 増嶋 竜也
DF チャン・ミンギュ
DF 田坂 祐介
MF 田口 泰士
MF 高橋 壱晟(61分 → 見木 友哉)
MF 船山 貴之(81分 → 櫻川 ソロモン)
MF 米倉 恒貴(85分 → 矢田 旭)
FW 川又 堅碁(61分 → 為田 大貴)
FW 山下 敬大


ベンチメンバー

GK 佐藤 優也
DF 鳥海 晃司
DF 安田 理大(85分 ← 下平)
MF 為田 大貴(61分 ← 川又)
MF 矢田 旭(85分 ← 米倉)
MF 見木 鳥海(61分 ← 壱晟)
FW 櫻川 ソロモン(81分 ← 船山)

メンバー・フォーメーション

スタッツ
シュート:8-13
GK:10-7
CK:3-3
直接FK:7-12
間接FK:2-2
オフサイド:1-2
PK:0-1

第6節終了時点

J2リーグ 7位
勝点 9
得点 7
失点 4
得失点差 +3
無失点試合 3


勝①②③

負①②③


今季得点

山下 敬大②
米倉 恒貴①
田口 泰士①
川又 堅碁①
櫻川 ソロモン①
見木 友哉①


今季警告(累積)/退場

クレーベ 警告①
堀米 勇輝 警告①
下平 匠 警告①
ゲリア 警告①
見木 友哉 警告①

8日間で3連戦だったJ2リーグ第4~6節。
ジェフは2勝1敗でこの3連戦を終えましたが。
”ホーム”フクアリでは、この試合で3連敗。

今季の開幕戦で琉球に勝って以来。
フクアリでは負け試合のみ3試合。

まだまだ6節、とも思いますが。
今季はCOVID-19の影響で、ここからリーグは短期間での過密日程。
チームの”勢い”は、少なからず最終的な結果に影響すると思います。

私は、ホーム連敗は物凄く悔しいですが。
悲観する試合はしていないと感じています。

ただ、やはり”ホーム”フクアリで勝てないと尚更なのでしょうが。
試合中のスタンドやネット等では、色々騒がしかったみたいです。

私も、試合当日フクアリで見た事感じた事を正直にtwitterで呟きました。
今までは、そういう事はあまり呟かない方がいいと考えていましたが。
考え方が変わりました。
まあ、それくらいの事があった訳です。

twitterでたくさんの反応があって。
日曜日は朝から通知がばんばんきました。

ただ、この事を今日の”観戦記”には書きません。
フクアリに参戦した人のほとんどは、ルールに従って観戦したと思います。
一部のならず者のおかげで、せっかく手にした”自由”をまた奪われるなんて。
正直冗談じゃねえ。
こういう事が無い様にと、twitterではたまに呟くと思いますが。
あくまでもあれは”例外”というか”特異点”であって。
普通のサポは、決してそんな事はしない。
あれがJリーグだ、あれがfootballサポだなんて思われた困る。
だから、本当に腹が立って言わなきゃいけない時以外は書かない様にします。

試合は負けてしまいましたが。
私は、見応えのある試合だと感じました。

お互いにやりたい事をぶつけ合った試合。
私は、結果は悔しいけれど楽しめましたし頭の中は切り替えました。

試合外の事は、切り替えるとかそういう話ではない。
もう今日は書きませんが、本気で腹立つ時は正直にはっきりと書きます。

今日も勝手に振り返ります!

まずは今日もメンバーから。

前節金沢戦は、前々節栃木戦からGK新井章太以外のFP全員を入れ替えた尹監督。
今節は栃木戦のメンバーに戻すのかと思いましたが。
一部選手を入れ替えてきました。

前々節栃木戦からの変更は堀米→船山・クレーベ→川又の2枚。
前節金沢戦で後半途中出場した船山と川又が先発に。
堀米とクレーベはベンチにも入らず。

前々節栃木戦と前節金沢戦をセットで考えると。
ゲリア・岡野・一耀・本村・熊谷・小島・浩平・寿人がベンチからも外れました。

前節金沢戦のブログでも書きましたが。
これで今季、GK以外で試合に関われていないのは。
本村がメンバー入りも試合出場無し、本田はメンバー入りも無しの2選手のみとなりました。

今季のJ2リーグは、ここから5ヶ月で36試合戦う短期間の過密日程。
試合に挑むメンバーを2チーム作れる事。
これは今後、間違いなくリーグを有利に戦えるベースになります。

こういう短期決戦みたいな戦いでは。
やっぱり”勢い”って大事だと思いますし。
その”勢い”を作り出すのは、大体若くて色々な意味で猪突出来る選手。
6節の段階で、ほぼすべてのFPが試合に関わっている事。
若手も中堅もベテランも含め、機会を得る権利を持っている事を示した事。
この、尹監督の方針は。
必ず今季の結果につながると、大いに期待しています。

ここまで試合出場の無い本村と本田も。
光る才能を持った選手と感じています。

必ずその才能を活かす場面がくると思いますし。
それは必ずチームの力になる。
私はそう信じて応援していますよ!

試合は、大方の予想通り。
ヴェルディがボールを保持しジェフが構える展開。

ヴェルディは予想以上に”ハイプレス・ハイライン”でしたし。
壁パス・ワンツーメインにこれでもかとボールを動かしてきました。

基本はジェフと同じ”4-4-2”だったと思いますが。
ボールを保持している時は、元ジェフの右SB若狭が前に出て。
同じく元ジェフの小池が1列上がった”3-4-3”の様な形でした。

ヴェルディはボールを保持している時。
両サイドのSHがWGの様に外に張っていて。
ペナルティエリアの前で構えボールを奪おうとするジェフに対して。
左右にボールを振る事を狙ってきました。

ジェフとしては。
”4-4-2”のラインを揃えて構え。
相手にスペースを与えない事、ペナルティエリアの前でボールを奪う事を考えていたと思います。
しかしヴェルディは、ボールサイドにジェフの選手が寄ってくると。
後方に一度ボールを戻し、逆のサイドに展開しようと仕掛けてきました。

これで、ジェフは相当苦労したと思います。

ジェフの左右のSB、下平と田坂は。
技術やポジショニングのセンスに優れた選手で。
年齢もあり、走り回って自分のプレーを体言する選手ではない。

ヴェルディは、ジェフ陣内でしつこくボールを動かし。
ジェフの選手を動かして、その上で逆のサイドを狙ってくる。
ジェフとしては、引いて構えて相手を攻守に走り回らせて。
隙を見付けてカウンターを刺す、って事を考えていたと思うのですが。
試合序盤は、ヴェルディのペースで試合が進みます。

試合は序盤から、ヴェルディがボールを動かしジェフが構える展開。

パッと見は、ヴェルディが好き放題やっている様に見えましたが。
ジェフはここで止める、というラインをペナルティエリア前に設定していて。
ボールを動かすヴェルディも、そこから先では自由にプレー出来ていませんでした。

しかし、今の戦い方で考えなければいけないのは。
自陣ペナルティエリア付近に網を張るならば。
相手にセットプレーの機会を与える事へのリスク対策。

ディフェンスラインを完全に崩される事はありませんでしたが。
勢いを持って仕掛けてくるヴェルディに対して、徐々にFK・CKを与える場面が増えます。

20分過ぎから、いくつかFK・CKが連続する展開に押し込まれ。
ヴェルディ右サイドからのCKからPKを取られ、呆気なく失点。

あのPKの判定は。
バックスタンド中央で観ていた私にも、よく分かりませんでした。
ただ、三上主審の判定はちょっと曖昧な感じが90分続いて。
お互いに有利だったり不利だったりしたと思います。

PKで、間違いなく試合の流れ・展開は変わりました。
お互いに、特にジェフは修正が必要だったと思います。

90分通して見れば。
お互いに、納得いかない判定があったと思います。
それでお互いに、選手が頭に血が昇ってしまって。
面白い試合に水を差してしまった面は、確かにあると思います。

あくまでも”お互いに”であって。
私は、ジェフだけ不利になった訳ではないと考えています。
確かにPKでヴェルディに先制されて。
ゲームプラン他は変わったと思いますが。
多分それは、お互いにだと思います。

例えば、2014シーズンプレーオフ決勝の山形戦の。
明らかな戻りオフサイドとは、ちょっと違うかなと。
お互いに有利不利な判定が繰り返されましたから。
スタジアムで大騒ぎする内容では無いと感じましたよ。

それと同時に。
今の戦い方ならば、その辺のリスクを考えてプランを立てないと。
わざわざ自ら劣勢になってしまう試合が必ず出てくる。

どこまで相手の自由を許すか。
どこで相手の攻撃を食い止めるか。
ここは今後、もっとはっきりさせないといけない課題ですね。

先制された事で、ジェフは全体的に前に出る様になります。

ヴェルディが後方でボールを保持し動かす場面では。
2トップの山下・川又に、無理にボールを追わせない指示が後ろから出ていましたが。
失点を機に、全体的にボールを奪うポジションを前にした印象です。

ジェフが前に出てきて。
ヴェルディも、先制までの様に後方で自由にボールを動かせなくなり。
お互いに消化不良な感じで、このまま前半は終了します。
まあヴェルディはリードしているので、消化不良って訳ではないとも思いますが。

後半、ジェフは選手交代無しでスタート。
ただ、明らかに前に出る姿勢が強くなりました。

”4-4-2”のライン揃えて深く守っていたジェフですが。
ボールを奪うポジションを少し前にして、中盤で出来るだけ高いポジションでボールを奪う戦い方にシフト。

ジェフは、奪ったボールをタテに速く仕掛けたい。
前に出てきたジェフに対して、ヴェルディも高いポジションでボールを奪って、前後左右にボールを動かしジェフのラインの裏を突きたい。

お互いの意図から、中盤での争いが激しくなります。

前に出る意識を強めたジェフは。
前半よりも、ヴェルディゴール前に侵入出来る機会が増えますし。
逆にボールを奪われ、自陣深くまでボールを運ばれる場面が増えます。

ジェフは61分、川又→為田・壱晟→見木の2枚代え。
左SH船山が2トップへ移り、為田が左のSHへ。
見木は壱晟のポジション(ボランチ)へ。

この交代で、ジェフはさらに前への姿勢を強めます。

単独で仕掛けても相手を下げさせる事の出来る為田がSHに入って。
バランス調整に気を使っていた壱晟に代わった見木も、積極的に前に顔を出し。
ジェフは攻勢を強めます。

ジェフが前に出て、ヴェルディゴール迫る場面が増え。
逆にボールを奪われた時に、ヴェルディのカウンターに対して全力でラインを揃えに戻って。
お互いに、肉を切らせて骨を絶つ的なカウンター合戦の様相。

前半から攻守に走り回っていたヴェルディの方が。
先に足が止まると予想していました。
前節から選手ほぼ全取っ替えのジェフは、そこで勝てるかなと。

後半になって、中盤で激しくボールを奪い合う様になって。
三上主審のあやふやな判定も相まって、お互いに頭に血が昇る展開。
ヴェルディにボールを動かされながらも、ジェフも前に出て行ける展開で。
私は、最低でも同点にはもっていけると感じていました。

73分、ジェフが山下のゴールで追い付きます。

ジェフ左サイドからの増嶋のロングスロー。
意図したのか偶然かは分かりませんが。
低く速い弾道のロングスローを、ヴェルディゴール前ニアサイドへ。
このボールを摺らせて、最後は船山がシュート。
GKマテウス選手に弾かれますが、山下が詰めていてゴール。

ジェフとしては、してやったりなゴールだったと思いますし。
ヴェルディからすれば、なんでこんなやられ方って失点だったと思います。

ジェフはこのゴールで、さらに前に出る姿勢を強めます。
リーグ戦再開後”ホーム”フクアリで2連敗中であり。
チームも尹監督も、畳み掛けて勝つ事を考えていたと思います。

しかしヴェルディは、予想したほど足が止まらない。
前半程の勢いはなくなりましたが、ジェフのディフェンスラインの隙間や裏を狙ってくる。

失点は78分。
ジェフ左サイドからのアーリークロスを、端戸選手に頭で合わせられ失点。

前に出て逆転ゴールを狙うジェフ。
しつこくボールを前後左右に動かしてくるヴェルディに対して。
ディフェンスラインでマークが遅れてしまった。

前半から、サイド大外に張っているSH(WG)に苦労していたジェフですが。
前への意識が強まって、ヴェルディの1トップ(2トップの1枚)へのマークが遅れてしまった。

構えて守る!って時には。
前後左右にラインを動かし対処出来ていましたが。
自分達が前に出ていこうとすると、その辺の意識が飛んでしまう。

まあ、これは勝ちにいったから出たミスであって。
あそこで、引き分けでもいいと判断していれば。
おそらく奪われなかったゴールだと思います。

その後、足を攣った船山に代えてソロモン。
これでジェフは苦労した、後方からのロングボールで起点を作る事が出来る様になり。
85分には、米倉→矢田・下平→安田の2枚代えで、ボールを動かしながらヴェルディ陣内に攻め込む事が出来る様になり。
見木やソロモンや山下にチャンスが訪れますが、結果的にゴールを奪えず。
このまま試合終了。

先制されるとノーゴールで敗戦。
ノーゴールって事はやっと回避出来ましたが。
先制されると勝てない、ってのは継続してしまいました。

試合をフクアリで観た正直な感想は。
もしもジェフが先制出来ていたら、今まで通り勝てた試合だったかなと。

逆に、相手に先制されてしまったらどう勝つのかと。
率直に感じる試合でした。

あの湿度と暑さの中で、最後まで走り戦い切って勝ったヴェルディは。
正直、称賛に値すると思います。

ただ、今季の特殊な状況を考えれば。
尹ジェフの方が、このシーズンに適した戦い方だと感じます。

現状では、それが”先制出来た試合”でしか発揮出来ていない。
このままでは、昇格はなかなか見えてこない。
勝った負けたの試合が続いてしまう気がします。

過密日程のリーグ戦で。
選手全取っ替えで戦える戦力を保持している。
これは、間違いなくジェフの今季の強みです。

先制してべた引きで勝利。
過去ジェフが散々やられてきた事ですが。
それを自分達がやろうと思ったら。
まだまだ足りない事がある。

色気出してあっさり逆転されたヴェルディ戦なんて。
いい教科書になる試合だったと思います。

スタジアムで試合を観ると。
色々な意味で納得出来ていない選手がいるのかなと。
正直感じます。

もっと出来るとか、もっとよくなるとか。
そういう考えもあるでしょうし。
この戦い方はどうなの、って考えもある。

試合に勝てれば、選手の悩みや迷いは消せると思いますが。
勝てないと、延々それが続く事になる。

じゃあ、勝ちにこだわれば勝てるのかと言われれば。
そんな簡単な事ではない。
今、割りと難しい状況なのかなと勝手に思っています。

短期決戦では勢いが大事。
私は、そう思っています。

よい意味でチーム内で競争があり。
試合に出た選手が結果を出す。
今チームに必要な事は。
戦術他だけではなくて、そういうメンタル含めた話なのかなと。
勝手に感じています。

まだ6試合終わっただけですが。
ここから昇格に向けて、色々必要な事があると感じます。

私は、今季は絶対に昇格しないといけないと感じています。
リーグの日程他や保有する選手を考えれば。
J211年目にして、最大のチャンスくらいに思っています。

言葉は悪いですが。
田口とか川又レベルの選手なんて。
なにか特別な理由がなければ、今の年齢で2部リーグでプレーしないと思います。

そういう選手が他にも何人かいるのだから。
今季こそ、言い訳無しに昇格を目指さないといけない。
私は、そう思っています。

新井や田坂が言ってくれている様に。
ジェフはまだまだこんなもんじゃない。

でもそれを、そろそろピッチで示す必要がある。
私は、そう感じます。

”ホーム”フクアリで負けばかりとか。
勝っては負けてとか。
これでは、誰だってモチベーション保つの難しいでしょう。

そんな状況を脱する事が出来る様に。
チームの切磋琢磨と勝利への執念を、これからますます期待しています!

三日遅れの更新で、大した事も書いていませんが。
今のチームへの、正直な感想です。

悲観はしていませんが。
楽観も、なかなか出来ない。

そんな現状を、スパッと叩き切る様な試合がみたいです!
今季は、あくまでも短期決戦。
その条件はみな同じ。
ここからどれだけその条件下で戦えるか。

私は、大いに期待していますよ!

今夜は超簡単ですが。
これで終わりにします。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

HP作りました。
選手の出場時間等はこちらにまとめてあります。

犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)

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今日の一言
「そろそろ”次勝ちゃいいよ!”ではなくなってしまうよ!」

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