2019J2リーグ第1節 愛媛戦観戦記(DAZN)

2019シーズンの開幕戦は、正直厳しい試合でした。
厳しいなりに、アウェーで勝ち点を得る事が出来たと。
私は、前向きに捉えます!
今日も勝手に振り返ります!



2019J2リーグ第1節
ニンジニアスタジアム 2/24 16:00kickoff


ジェフユナイテッド千葉 0 - 0 愛媛FC
         前半 0 - 0
         後半 0 - 0


スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 下平 匠
DF エベルト
DF 増嶋 竜也
DF ゲリア
MF 矢田 旭(17分 → 小島 秀仁)
MF 熊谷 アンドリュー
MF 茶島 雄介(39分 → 為田 大貴)
MF 堀米 勇輝
FW 船山 貴之
FW アラン・ピニェイロ(75分 → クレーベ)

ベンチメンバー

GK 鈴木 椋大
DF 田坂 祐介
DF 新井 一耀
MF 為田 大貴(39分 ← 茶島 雄介)
MF 小島 秀仁(17分 ← 矢田 旭)
MF 乾 貴哉
FW クレーベ(75分 ← クレーベ)


得点


警告/退場

47分 岡本 昌弘 警告
54分 アラン・ピニェイロ 警告①
56分 エベルト 警告①
90分 ゲリア 警告①
90+2分 クレーベ 警告①


スタメン・フォーメーション
スタッツ

シュート:3-10
GK:8-5
CK:2-4
直接FK:12-15
間接FK:3-0
オフサイド:3-0
PK:0-0




2019J2リーグ開幕戦。
ジェフはアウェーで愛媛と対戦でした。


私はDAZN参戦でしたが。
正直色々厳しい試合だったと感じます。

ただ、私は悲観も落胆もしていません。
悪いなりに、最低限の事は出来た。
今までならば集中途切れて負けて終わりだったかもな試合で。
勝ち点"1"を持って帰ってくる事が出来た。

繰り返しますが、厳しい試合でした。
これでOKなんて、さらさら思いません。
現時点で昨季終盤よりも優れたチームだとは言いませんよ。
ただ、私は悲観も落胆もしていません。

私はジェフが大好きで楽しくて面白くてしょうがないので。
毎年ジェフに大いに期待しています。
今季は、選手の顔触れ含め。
エスナイデルジェフの3年間で、一番期待しています。

エスナイデルさんに関しては。
戦術や選手起用その他に否定的・批判的な意見が多いですね。
私は、それが間違えているとは思いませんが。
私は、それがすべてだとは思いません。



ちょっと時間が無いので簡単にですが。
今日も勝手に振り返ります!



今日もまずはメンバーから。


一週間前の"ちばぎんカップ"柏戦と、スタメンはまったく同じでした。
システムも同じ"4-4-1-1(4-4-2)"。

ベンチのメンバーも、勇人と乾が入れ替わった以外は同じでした。


対する愛媛。
4バックかと思っていたら、3バックの"3-4-2-1"でした。
ディフェンス時には5バックの"5-4-1"で構える愛媛。
このお互いのシステムの違いが、試合に大きく影響したかなと感じます。

ジェフからレンタル移籍中の岡本は。
今季もGKのレギュラーポジション掴んでいるようですね。



ここから簡単に試合を振り返ります。



試合序盤はジェフのペース。
前線からのプレスと、愛媛ディフェンスラインの裏に飛び出す動きで。
愛媛を押し込み、愛媛陣内でボールを動かします。

茶島・堀米の両SHがサイドで仕掛ける場面では。
ペナルティーでエリアに3人4人5人と入り込んで。
全体で高いポジションを取れていました。

試合スタートから飛ばしたジェフですが。
この時間帯にゴールを奪う事が出来なかった事が。
試合の流れを決めた、一つの要因と思います。


ジェフのプレスと裏への飛び出しに手こずっていた愛媛ですが。
徐々に落ち着きを取り戻します。

後方からボールを動かしだす愛媛。
愛媛の3バックに、ジェフの2トップアランと船山がプレスにいきますが。
1枚空いているCBから、中央へのパスを通される展開に。

ジェフの両SH茶島と堀米は、基本外に張っている事が多く。
中央へのパスコースを消す事が出来ず。
熊谷と矢田のダブルボランチだけでは、愛媛の中央へのパスを追い切れず。
徐々に前線にボールを供給されてしまいます。


と思っていたら17分、怪我で矢田がピッチを退きます。
代わって小島が熊谷とダブルボランチを組みますが。
試合の流れは変わらず。

愛媛はジェフの"ハイライン"裏のサイドのスペースを狙ってきましたが。
下平とゲリアがなんとか対応。
エベルトと増嶋のカバー・フォローもよかったと思います。

ただ後方から中盤へのパスを制限出来ていない上に。
中盤で相手を捕まえられないので。
ジェフのディフェンスラインはかなり走らされて。
いくつか際どい場面を作られました。


ジェフも反撃を試みますが。
裏への飛び出しを狙うばかりの単調なプレーが多く。
システムの違いに対応出来ておらず、中盤で相手を捕まえられないジェフは。
セカンドボールも拾えず、徐々に愛媛に押し込まれる展開に。

ジェフとしては。
サイドに開いてピッチを広く使って。
愛媛の5バックに隙を作りたかったんだと思いますが。
中盤中央が"アンカー+2インサイドハーフ"ではなく"ダブルボランチ”であり。
2トップの船山とアランも裏に出る意識が強く。
SHがサイドに張っていると、なかなか中央でボールを展開出来ない。
さらに横に拡がっているので。
攻→守の切り替えの場面で、愛媛CBやボランチを捕まえられない。

ハーフタイムに修正したいなあ、なんて考えていたら。
39分、今度は茶島が怪我でピッチを退きます。
代わって為田がピッチへ。

その後前半の最終盤は。
ジェフが全体的に高いポジションを取って押し込む展開も。
シュートには至らず、前半は0-0で終了。



後半のスタートは、またもジェフの時間帯。


為田と堀米の両SHが中に絞ったポジションを取り出し。
愛媛の中盤へのパスを制限出来た。
ダブルボランチは、熊谷が前に出て小島が後方をケア。
全体で高いポジションを取り、奪ったボールを素早く前線に運ぶ展開も。
愛媛の5バックを崩し切れず。
ペナルティーエリアまでは仕掛けられているのに。
開始早々の船山の直接FK以外は、なかなかシュートまで至らず。

エスナイデルさんハーフタイムに修正してきました。
しかしなかなかゴールに辿り着かない。

本来のプランでは。
こういう展開・時間帯に選手を代える事で。
流れやリズムを変えたかったんだと思いますが。
前半に怪我で2枚交代枠を使ってしまった影響で動けず。

結果的に、前半に2人怪我で交代してしまった事が。
流れを決めた、もう一つの要因と思います。


ジェフが決め切れずにいると。
徐々に流れは愛媛へ。

全体的に高いポジションを取るこの時間帯のジェフですが。
愛媛はその裏のスペースを、試合を通じて狙ってきました。

ジェフは徐々にラインが下がり。
前でボールが収まらなくなり。
愛媛にセカンドボールを拾われまくります。

ジェフは引いて構える時間帯が続きますが。
前からのプレスの連携がイマイチで。
愛媛に度々ゴール前まで迫られます。


守る展開では、為田と堀米のSHが活かせず。
ディフェンスラインの奮闘で、なんとか失点せずに済みましたが。
愛媛に圧倒的にボールを動かされてしまいます。

しかし愛媛も、攻めても攻めてもゴールを奪えないと。
徐々に前のめりになって、後方にスペースが出来ます。

終盤は、お互いにゴールを狙ってノーガードで打ち合う様な展開。
ジェフは75分にアラン→クレーベ。
クレーベは”ちばぎん”の時よりコンディション上がってきてそうでしたが。
チームとして、クレーベを活かすまではいかず。



試合はこのまま0-0で終了。
ペナルティーエリア内で、シュートがエベルトの手に当たる場面があったり。
愛媛のミスに助けられた部分も多いですが。
お互いにゴールを奪えず、開幕戦はドローゲーム。



ジェフとしては、非常に厳しい内容の試合だったと思います。


前半に2人怪我で交代した事は、不運だったと思いますし。
矢田と茶島は今季もキープレーヤーだと思いますので。
今後の影響も心配です。

ただ、不運があったとしても。
攻守共に課題が見える試合でした。

特に守備面での課題。
失点を減らす為には。
プレスの連携の向上が、重要な課題だと考えます。
いくら引いて構えても、ボールの供給元を自由にプレーさせてしまっては。
ディフェンスはどうしても後手を踏む。

それと、攻守どちらに重心を置く時間帯なのかという”意識の共有”。
特に守り切るって時間帯に、ちょっと曖昧な選手がいた印象です。

全体がバタバタして、後半だけでイエロー4枚も頂戴した事も。
後々を考えれば、大いに改善するべきポイントです。



ただ、課題ばかりではなく。
前向きな変化も見えました。

特に後半は、チームとしては愛媛にやられっぱなしでしたが。
ディフェンスラインの4枚とGK優也は、昨季よりも安定していました。
エベルトとゲリアは、やる事が明確になって。
”ちばぎんカップ”に引き続き、よいプレーだったと思います。

チームでもう少し前から守れる様になれば。
そうそう失点しないのではないかなと、大いに期待しています。


ダブルボランチにした事で。
熊谷がよりゴールに近いポジションでプレー出来る様になった事。
アランとクレーベは、前線の核になってくれそうな事。
ゲリアと下平は、今季も攻守両面で活躍してくれそうな事。
ドリブラー・パスの出し手と受け手・バランサーと、様々なタイプの選手を
組み合わせられる中盤。
愛媛戦では、これらは必ずしも機能していた訳ではありませんが。
大いに期待出来ると感じています。



繰り返しになりますが。
非常に厳しい試合になってしまいましたが。
アウェーで無失点で勝ち点”1”を得られた事は、評価するべきと考えます。

選手のプレーや試合展開は、これからも向上してゆける。
昨季だったら負けていたかもしれない試合展開でしたが。
勝ち点”1”を得て、千葉に帰ってこれる。
この”勝ち点1”が、後々大きな意味を持つかもしれない。


課題や問題は。
戦術やその他に詳しい方が見れば、ボロボロ出てくるでしょう。
私は、シーズン最初から最後まで完璧なチームなんてないと思いますし。
その”課題・問題”を解消・解決する術だってあるはずです。
選手も監督も含め、チームは成長します。

ダメで終わらせずに。
チームの成長を見守りつつ、共に戦っていきたい。
それを改めて感じた、2019シーズンの開幕戦でした!

次の日曜日は、いよいよ”ホーム”フクアリでの試合です!
週末が今から待ち遠しですよ!



今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

HP作りました。

選手の出場時間等はこちらにまとめてあります。

犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)

人気ブログランキングに参加しています。

ポチッとご協力お願いします!


ジェフユナイテッド千葉ランキング

今日の一言
「この”勝ち点1”を必ず次に活かそう!」

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中