2019J2リーグ第2節 新潟戦観戦記(フクアリ)

2019シーズンのフクアリ開幕戦は、悔しい結果となりました。
しかし私は、1-4というスコア程落胆したり悲観したりしていません。
今日も勝手に振り返ります!



2019J2リーグ第2節
フクダ電子アリーナ 3/3 14:00kickoff


ジェフユナイテッド千葉 1 - 4 アルビレックス新潟
         前半 0 - 1
         後半 1 - 3


スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 下平 匠(59分 → 乾 貴哉)
DF エベルト
DF 増島 竜也
DF ゲリア(79分 → 工藤 浩平)
MF 熊谷 アンドリュー
MF 堀米 勇輝
MF 小島 秀仁
FW アラン・ピニェイロ 
FW クレーベ
FW 船山 貴之(69分 → 田坂 祐介)


ベンチメンバー

GK 鈴木 椋大
DF 田坂 祐介(69分 ← 船山 貴之)
DF 新井 一耀
MF 佐藤 勇人
MF 為田 大貴
MF 工藤 浩平(79分 ← ゲリア)
MF 乾 貴哉(59分 ← 下平 匠)


得点

30分 田中 達也
70分 高木 善朗
74分 増島 竜也①
89分 矢野 貴章
90+5分 新井 直人


警告/退場

45分 下平 匠 警告①


スタメン・フォーメーション
スタッツ

シュート:7-12
GK:4-10
CK:5-3
直接FK:11-17
間接FK:3-1
オフサイド:3-0
PK:0-0
第2節終了時点
J2リーグ 18位
勝ち点 1
得点 1
失点 4
得失点差 -3
完封試合 1


勝ち
分け①
負け①


今季得点

増島 竜也①


今季警告(累積)/退場

アラン・ピニェイロ 警告①
エベルト 警告①
ゲリア 警告①
クレーベ 警告①
下平 匠 警告①



今季の”ホーム”フクアリ開幕戦は。
とても悔しい結果に終わってしまいました。


ただ私は冒頭に書いた様に。
あまり落胆・悲観していません。

世間ではエスナイデルさんに対して。
戦術や指導力他に対しての真っ当な批判だけではなく。
容姿や人格まで否定する、ひどい言葉を投げ付ける人も多く。
私のtwitterのTLなんか地獄の様です。


”ハイプレス・ハイライン”で72得点72失点だった昨季。
今季は失点を減らす事を大きな目標に。
チーム始動からここまでやってきたと思います。

失点はあまり減らず。
得点は減ってしまっている現状に対して。
批判が集まるのはしょうがないと思います。

サポ界隈から批判的な意見が出てくるのは。
当たり前の事だと思います。

ただ、いくら面白くないからといって。
度を超えた言葉にはまったく共感しませんし。
footballと関係の無い事で文句を言っているのも。
小馬鹿にした言葉もネタも。
私はクラブを取り巻く雰囲気を悪くするだけで。
ストレス発散以外に、何もよい結果を生まないと感じています。



footballに関して言えば。
私は、まだまだエスナイデルジェフに可能性を感じています。


”90分間無理矢理ハイプレス・ハイライン”ではなく。
メリハリを付けた試合を展開出来る様になれば。
まだまだドカンといってくれると期待しています。

今はまだ、前と後ろで意識を共有出来ていなかったり。
セーフティーなプレーばかり選んでしまう中途半端さから。
自分で自分の首を締めている状態だと思います。


先日のブログ記事やtwitterでも呟きましたが。
チームが考えている事と、世間が言っている事が。
”視点”が違っているのでは、と私は感じています。

まだまだチームで目指すfootballには届いていませんが。
もちろんいつまでもこのままではダメですけれど。
私は、エスナイデルジェフに期待しています。

今はまだ、新しく取り入れようとしている事に対して。
こなそうとする事で頭がいっぱいなのかなと。
そう理解して、チームを見ています。

出来ている事やよい兆しも少しづつですが見えてきたので。
私は、まだまだ大きく期待していますよ!


私は”ハイプレス・ハイライン”大好きですし。
アグレッシブな戦い方に、可能性を感じています。
世間では珍しい人なのかもしれませんが。



ここから勝手に振り返ります。
遅い更新になってしまったので、”観戦記”は簡単にまとめて。
次節山口戦の”妄想プレビュー”でゆっくり書こうかなと考えています。




まずは今日もメンバーから。


最初に一つ訂正が。

プレビューで、エベルト・ゲリア・アラン・クレーベは同時起用出来ないと。
その前提でいろいろごちゃごちゃ書きましたが。
私の誤解でした。
J2は今季も外国籍選手が同時に出場出来るのは3人までと誤解していました。

今季は、外国籍選手の扱いだけでなく。
ハンドリング等色々とルールの運用が変わって。
またこれから更に変わるみたいなので。
乗り遅れない様に努力します。



前節愛媛戦からの変更は。
負傷交代した矢田と茶島がベンチ外に。

前節ベンチだった小島とクレーベがスタメンに。
ベンチには勇人と浩平が復帰。


私の妄想は外れて。
ジェフは熊谷をアンカーに置いた”4-3-3”でスタート。
ただ、両WGのアランと船山のポジションは低めで。
インサイドハーフの堀米と小島のポジションも低めで。
”4-5-1”に近い形だったと思います。

対する新潟は”4-4-2”。
中盤の争いが試合を左右すると、事前に妄想していましたが。
その通りの試合になったと思います。



試合を振り返る前に。
遅い更新になってしまったので。
今のジェフの課題と私が感じている事を、先に簡単に書きます。


”90分間無理矢理ハイプレス・ハイライン”を改め。
失点を減らす事にシーズン始動から取り組んでいるエスナイデルジェフ。
現状ではなかなか失点が減らず、逆にゴールが減ってしまっている。
私は、チームで意図を”共有”出来ていない事が大きな原因と感じています。

基本は”ハイプレス・ハイライン”ながら。
常に”ハイプレス・ハイライン”でない戦い方をする上では。
チーム全体で、”引く”べき時と”前に押し込む”べき時の判断を。
共有し連動する必要がありますが。
現状では、まだまだ前の選手と後ろの選手が”同じ画”を描けていない。

攻守両面で、”上げ下げ”という意味での意図を共有出来ていないので。
中盤にスペースが出来てしまい。
そこを相手に使われ、対応が後手に回るので。
多くの方が指摘する、”約束事の出来ていない”状態になっていると感じます。


”守”の局面では。
ディフェンスラインに合わせて前の選手が上下動出来ていないから。
DFが前に出てカバーしようとしても、その裏を狙われてしまうし。
DFが相手FWと同数や数的に不利な状態で向き合ったり。

”攻”の局面では。
前の選手からすると、後ろにスペースが出来てしまうので。
無理せず無難なプレーを選択してしまったり。
アンカー/ボランチが前に出ると、その空けたスペースを使われてしまったり。

結局は、前の選手と後ろの選手で意識を”共有”出来ていないので。
中盤にスペースが出来てしまって、選手同士の距離感が非常によくない。
前と後ろの選手同士の”距離”が離れているので。
カバー・フォローするプレーが最初の選択肢に入っていない。
結果相手のプレーに対して、後手というか後追いになってしまうので。
約束事が無い様なプレーに終始してしまう。

前線では、クレーベの所でボールが収まるのに。
近くでプレーする選手がいなくて。
攻撃的な局面が、単発で終わってしまう事が多々。

それを改善する為に。
エスナイデルさんは試合中に、何度かシステム変えて選手も代えて。
ゴールを奪い追い付き逆転する事を狙っていたんだと思いますが。
結果的に、この試合では上手くいかなかった。


開幕から2戦の課題は。
私は、根本はこれだと思っています。

”ちばぎんカップ”の柏戦では。
もう少し出来ていたと思います。
タイトルの掛かったダービーマッチだったからか。
今季”J2最強”との下馬評だった柏が相手だったからか。
もう少し緊張感を持って、攻守に挑めていたのか。

逆に言えば。
何故リーグ戦でそれが出来ないのか。
OBに”気持ちが見えない”なんて言われる試合を。
何故してしまったのか。


超ポジティブに考えれば。
ここまで書いてきた事は。
一週間の練習でも改善出来る。

私はそれが出来ると思っていますし。
チームが目指すfootballをピッチで実践する為に。
選手達がすべてを掛けてプレーする事を期待しています。

新潟戦後に円陣組んで勇人が話した事を。
チーム全員で共有し、一丸となって戦ってほしいです。

まだまだジェフはやれるよ!
監督ガーって言っているだけでは。
選手も成長しない。

私は、そう強く考えています。



ここから、超簡単に試合を振り返ります。



試合序盤は、そんなに悪くなかったと思います。

両WGと2枚のインサイドハーフが低めのポジションを取っていたので。
”守”の局面では、新潟に自由にプレーさせていなかった。
カバー・フォローもある程度出来ていた。
ただその分、前に押し出す勢いが無く。
サイドでなかなか仕掛ける事が出来ませんでした。

前に人数と圧力を掛け。
相手を圧倒しながらゴールを奪ってきたエスナイデルジェフですが。
バランスを考えながら同じ事をするのは。
なかなか難しいな、と改めて感じました。


新潟に自由にさせず。
ボールを奪ったらタテに速く。
序盤はよかったと思います。

18分辺りの右からの攻撃。
ゲリア→船山→小島と右サイドを崩した攻撃がクレーベに合えばって場面や。
そこそこ形は作れていた。

ディフェンスラインもオフサイド取れていたし。
新潟には自由にさせていなかった。

ジェフが先にゴールを奪えればって展開だったと思います。


しかし先制ゴールは新潟。

右サイドで奪われたボールを中央に展開され。
田中達也選手に、スーパーゴール叩き込まれます。

あんな、年に1回か2回しか出てこないシュート打たれた事も。
中盤で相手にボールが転がった事も。
運が無かったとも言えると思います。

ただこのゴールで新潟は勢いを付けて。
長いボール交えて、ジェフを押し込み出します。

ジェフの左サイドを度々崩され。
ゴールは奪われませんでしたが。
完全に流れは新潟に。


たった一つのプレー・ゴールで完全に流れを持っていかれて。
その後のジェフは、新潟の勢いに押されて。
後手後手の展開が続きます。

ジェフは新潟に押し込まれた展開を凌ぎ。
システムを変更。

小島がボランチに降りて。
堀米が右サイドに移り、船山が中央へ。
ダブルにボランチの”4-2-3-1”へ。

互いにセットプレーのチャンスを作りながら。
このまま前半は終了。
ジェフはビハインドを抱え後半へ。



後半、エスナイデルさんが動きます。


船山を右に、堀米を左に移し。
アランをクレーベの下に移した”4-4-1-1”へ。

対する、リードしている新潟は。
無理して前には出てこず。
ジェフがボールを動かす展開に。


ジェフがボールを動かす展開になりますが。
中盤から前線にタテパスが入らず。
ジェフは、自分達がボールを保持し動かす展開ながら。
ゴール前にラストパスが入らず。
新潟が守ってカウンターって展開が続きます。

システムを変えて、相手を押し込む所まではよかったと思いますが。
ゴールに至る、最後の局面でリスクを負ったプレーが少なかった。
これが、試合の結果を決めた大きな要因の一つだったと思います。



後半最初のゴールは、またしても新潟。

攻めながらなかなかゴールを奪えず。
徐々に前のめりになるジェフに対して。
ロングボールでジェフのディフェンスラインを下げにきた新潟。

CBが前に出る事で対処していましたが。
徐々にセカンドボールを拾えなくなり。
左サイドでディフェンスラインの裏を狙われ、あっさり失点。

この局面。
色々な解説・分析を見ましたが。
チーム全体で前に意識が向き過ぎていて。
誰もディフェンスラインの裏をカバー・フォローする動きが無かったし。
中盤で相手のプレーを制限出来ていなかった。

”約束事”ではなく。
チームで前に意識が向き過ぎていた事が、失点の原因かなと。



直後に、ジェフはCKから増島がヘディングでゴール。


その後フクアリの大声援もあって、新潟を押し込みます。
後半59分に下平→乾、失点直前の69分に船山→田坂の交代。
交代直後に失点しましたが。
ジェフは勢いを持って前に出ます。

79分にゲリア→浩平。
この交代を機に、ジェフは”3-4-1-2”へ。

熊谷がCBに降りて両SBを1列上げて、アラン・クレーベの2トップの下に浩平。
このシステム変更で。
ようやくジェフは前線にタテパスが入る様になります。

チームのプレーを変えたのは。
間違いなく浩平だったと思います。

ここまでベンチにも入っていなかった浩平が。
チームの流れを変えるプレー。
footballって、本当に試合中に何があるか分かりません。



しかし、次のゴールを奪ったのはまたしても新潟。


DAZNで見ても、オフサイドなんじゃないかなってゴールで。
矢野選手に決められ1-3。

その後更に1点奪われ、試合は1-4で終了。



最後の2点は。
追い付き追い越す為に前のめりになっている時の失点。

これは正直しょうがない。
W杯でもCLでもよく見る、勝つ(引き分ける)為の最終手段ですから。
失点覚悟のプレーしているのですから。
まあ、これはしょうがない。


新潟戦は。
自分達がボールを動かし試合を支配している時に。
ゴールを奪えず、逆に簡単に失点してしまった事。

最初に書いた課題と。
自分達が意図する試合を出来ている時に、試合を決め切れない事。
これが、大きな敗因と思います。


ただ、最初にも書きましたが。
これは、一週間で修正出来る課題です。

当然相手もいる話ですから。
机上の理論程簡単にはいかないと思いますが。
まだまだ修正出来る。



スタメンだった堀米と小島。
交代出場し、流れを変えた乾と浩平。
この4人のプレー見るだけでも。
エスナイデルジェフにはまだまだ可能性が残っている。

エベルトとゲリアがフィットし。
アランとクレーベもチームに馴染んできた。
矢田と茶島が欠場中ですが。
浩平や乾や田坂がピッチに立って、よいプレーを見せてくれている。


何も落胆したり悲観する事は無い。
エスナイデルさんをボロカスにやる程の事でも無い。
それが、私の正直な感想です。

セットプレー以外見るべき所が無かった。
そんな事はねーよ。
私はそう思います。




今日は時間が無かったのと。
試合から二日も経ってしまったので。
超簡単に振り返りました。

次節山口戦の妄想プレビューで。
出来れば長々語ろうかなと思っています。

まあ、まだなんとも言えませんが。
ひとまず今夜はお仕舞いにします。



今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

HP作りました。

選手の出場時間等はこちらにまとめてあります。

犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)

 

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